タベマチ8開催(その1)

 9月6日(日)、東京富士大学二上講堂にて「第8回最期まで口から食べられる街づくりフォーラム全国大会(通称タベマチフォーラム)」が開催されました。午前の部から熱気があり、午後4時まで一気にプログラムがスタートしました。

 午前中は戸原先生の講演からスタート。まぁ、佐々木先生もそうですが、このクラスの先生方の安定感は本当に素晴らしく、どんどん頭に入ってくる感じでした。

 戸原先生は相変わらず視点が新しく、いわゆる教科書的な話はどこにも出てきません。いろんなテーマが繰り広げられる中で、やはり気になったのはリハビリテーションのとらえ方。どうしても訓練と考えられるし、実際、戸原先生自体も訓練には関与してきていた先生。しかし訓練以外でもできることはあるし、その方の生活が充実ことがあると示された。摂食嚥下の世界の大学教授の講演としては異例ではないかと思う。

 これは午後のスピーカーズブースで講演されたOTの臼井くんの考え方とも深く符合するもので、私自身もその視点に強く共感しました。戸原先生が示した「生活の充実が機能を押し上げる」という考え方と同じ方向を向いているのです。

 食べることも同じで、ただ機能を鍛えるだけではなく、 「その人がどんな生活を送りたいのか」 「どんな食卓を取り戻したいのか」 という視点が欠かせません。 午前の講演を聞きながら、午後の臼井くんの話を聞きながら、 そして会場の熱気を感じながら、 私は改めて「食支援は生活支援である」という原点に立ち返ることができました。

2026年09月09日